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「平和のバラ」栽培
●吹田まつり実行委員/吹田ボランティアフェスティバル実行委員/地域安全・オウム真 理教対策吹田市民会議事務局/吹田市職員労働組合委員長などを歴任 

住所:吹田市内在住
趣味:ジョギング、英会話学習、読書、映画鑑賞、   
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吹田市長選挙出馬にあたって(2006/10/13

くらし、環境まもる市政を 市民とともに

岩 根  良

 

「年金額はふえてないのに税金や国保料がなんでこんなにあがるのか」、「なんでもかんでもカネ次第、福祉や教育までも。将来がとても不安」−規制緩和、自己責任、「官から民へ」、「小さな政府」…効率一辺倒に偏った国の政策が、格差を広げ、住民の生命や財産をも脅かす事件・事故をも引き起こしてきました。政権与党の中からも、「小泉改革」の修正を求める声が噴出するほど、公平・公正、住民のくらしに責任を持つ国や自治体の公的責任が問い直されてきています。事実、東大阪市では、「『行革』より『暮らしの安定』」(74日付読売新聞)を重視した市民が、国の政策言いなりの現職首長に「ノー」をつきつけました。

にもかかわらず、いまの市長は、市民のくらしやまちの環境に根ざし「住民の福祉の増進を図る」(地方自治法)吹田市の責任を明確にして市政を運営することなく、「行政の公的責任を限定」「自己責任を基本に」と、格差を拡大し、痛ましい事故・事件を起こしてきた国の偏った政策と同じ立場で、市政を動かしています。「市財政が厳しい」と、使用料・手数料、自己負担金などの市民負担増や、見舞金などの廃止、公共施設の指定管理者制度の導入を進めようとしています。

地方財政や合併問題など、国の政策に物申し、「防波堤」となって市民のくらしを守り、地方自治の充実のために積極的なとりくみを行っている自治体も少なくありません。

国に追随する市長、「『暮らしの安定』より『行革』」の市長で、くらしの今と将来に希望をもてるでしょうか。

 

まちの様相を一変するような大規模なマンション開発が、千里ニュータウンや千里丘など、各地域で進行しています。周辺では住環境を守るための住民運動もとりくまれています。しかし、吹田市環境影響評価(アセスメント)は、マンションや宅地開発について一度も実施したことなく、「厳しい条例も宝の持ち腐れ」「企業に配慮ばかり…行政は住民側に立った対応を」(6月14日付朝日新聞)と批判されています。

「公害道路はいらない」―1日1000台のトラックが吹田市内に流入する梅田貨物駅移転に対する市内全域での公害を心配する声、東御旅町での産業廃棄物処理施設建設に対する反対運動など、環境悪化を危惧する住民に、いまの市長は背を向けています。

吹田市自身による大規模な開発計画も目白押しです。そのひとつ、吹田操車場跡地を中心とした「東部拠点開発」。その規模は1000億円ともいわれ、「膨大な費用の財源は、どこから持ってくるのか」という指摘に明確な答えはありません。しかも、「吹田操車場跡地のまちづくり…必要不可欠」とぶち上げる地下鉄の井高野駅からJR岸辺駅までの北伸は、500億ともいわれる財政負担や大阪市の状況からも実現可能性は乏しく、まさしく「夢」のような話です。

不動産開発型のまちづくりを志向する市長で、住環境と市財政は本当に大丈夫でしょうか。

 

4万筆にも及ぶ梅田貨物駅移転の是非を問う住民投票条例制定を求める直接請求署名運動のその渦中に、いまの市長は、「賛成派の市民はサイレントマジョリティー(物言わぬ多数派)」(24日付毎日新聞)と何の根拠もなく言い切り、「着工合意」を強行、住民投票は拒否しました。北千里小学校廃校問題について、「当事者である子どもたちの意見を聞いてほしい」と訴える保護者に、いまの市長は、「1学年1クラスは子どもにとって地獄」と持論を押しつけ、住民合意がなくても実施する姿勢を崩しませんでした。いずれの問題も、テレビで「住民の声を聞かないというのはおかしい」というコメントつきで大きく報じられました。

「市民自治が育む自立のまちづくり」「市民参画によるまちづくり」(吹田市第3次総合計画・基本計画)を看板にしておきながら、さまざまな場面で、市長みずからが市民参画の道を閉ざすとともに、「計画自体に反対の人とは…話し合う余地はない」(前同毎日新聞)などと、住民全体の合意を得る努力を投げ捨ててきました。

いま、全国で政治的な立場はさまざまでも、米軍基地受け入れや市町村合併などはもとより、そのまちと住民にとって重要な問題は「住民の声にもとづいて決める」ことを貫く自治体は少なくありません。滋賀県では、住民の意見に背を向けた現職知事が大差で敗北しました。

あたりまえの住民自治、民主主義を貫けない市長で、吹田は本当に良くなるのでしょうか。

 

たくさんの市民のみなさんから、「ぜひ吹田市長選挙に出馬を」との要請をいただきました。

みなさんと話し合う中で、これまで「地域住民の繁栄なくして自治体労働者の真の幸福はない」をモットーに進めてきた労働運動、市民運動のなかで感じてきた「いまの市長でいいのだろうか」という思いが、「市長を変えなければ」という強く確かなものへと変化してきました。しかし、「市長候補」など考えたこともなく、今後の生活や人生など、家族ともども悩み、考えてきました。

「義を見てせざるは勇なきなり」―友人の言葉が今の私の気持ちをよく表しています。先に述べた数々のいまの市長の問題をこのままにしておくわけにはいきません。吹田市民のくらし、吹田のまちづくり、吹田の自治の将来がかかっています。私はようやく、「市長を変える」ことを自分自身の課題、使命として自覚し、出馬を決意するに至りました。

出馬を表明するにあたり、みなさんの要請の趣旨を十分ふまえ、「こんな市政に変えたい」−私のめざす吹田市像について、提案します。

 なお、この提案については、今後、各小学校区ごとのタウンミーティングをはじめ、各界、各分野のみなさんとの懇談などで提案し、直接話し合いを通じ意見や要求をいただくとともに、メールやFAX、郵便などでもご意見をおよせいただき、市民のみなさんと力を合わせて具体的な政策へと練り上げていきます。発表は12月初旬をめどに考えていますので、ご理解のほどよろしくお願いします。 

 

1、市民のくらしを守る市政

 「住民の福祉の増進を図る」(地方自治法)ことが自治体の使命です。住民を苦しめ、格差をますます広げる国の税制「改革」や地方財政、福祉などの見直しに異議を唱えるとともに、「福祉の吹田」「子育てするなら吹田」の本領を発揮し、吹田市の総力をあげて、市民のくらし、福祉、教育環境を守ります。

 

2、住環境を大切にする市政

 吹田市は、住宅を中心に発展してきたまちです。良好な住環境を守るために、大規模不動産開発型ではなく、地元の経済活性化にもつながる再生・修復型のまちづくりを住民参加、住民合意を基本にすすめます。梅田貨物駅移転計画については、いったん凍結し、住民参加・合意による計画見直しをすすめます。

 

3、市民とともに歩む市政

 住民自治こそ市政の基本です。常設型住民投票条例など、市政のすみずみにほんものの住民参加を貫きます。市役所の組織を地域密着型に見直し、身近な場から、吹田市の政策作成、決定、執行、評価すべてにわたって市民が参加できる、地域ごとの「小さな自治」づくりをすすめます。 

わたしの決意(出馬表明時の記者発表)     

いわねさんを語る

@元同僚のTさんから
●1957年4月20日生まれ(49歳)





大阪市立大学法学部卒業
●大阪府学生セツルメント連合会委員長(地域の子どもや父母・青年・ 
高齢者を対象にしたボランティア活 動を熱心に行う)


●1981年吹田市役所就職  
  2006年9月退職

プロフィール